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・「ありがとう。」...

  

- 去る日のこと でした。 -

   

瀬戸内生活工芸祭に出展する為に家を長く離れる少し前、

おばあちゃん犬の c さん、永遠の眠りにつきました。

  

Photo_2

 

あのひとったら気を遣ったのかしら...。

出掛ける際のフォローは万全だったのに。

  

 

この場に書くことで、皆さまに気を遣わせ、お言葉をお掛け戴きますと、

今もまだすぐさまポロポロスイッチが起動してしまう為、

書けなかったし...

お店をopenさせている間は、あえて書くことはしませんでした。

  

 

亡くなる日の朝も自身の脚で立ち、一緒にお外へもゆきました。

21歳にして寝たきりとかはなく、けれどまったくの一人ぼっちでおくこともままならず、

ここ数カ月は、 家族の誰かが必ず在宅。

一番一緒にいられた私が c の居る場所と アトリエ を無線で繋ぎ、

困った物音を耳にすれば、走って c の元へ掛けつける... こんな生活でした。

  

今でもまだ作業がひと段落するととりあえず様子を見に行く...

コレが習慣になってしまっていて戸惑ったりしています。

  

  

縁あって我が家に迎え入れた時にはすでにヒトでいえば100歳超えのおばあさま。

どう接することがこの子にとってよいのか...観察不十分のまま、

夏が来て、この暑さを越えさせてあげられないかも...。

それから、なんとか秋を迎え、お正月を迎え、誕生日を迎え...

幾度となく大きく体調を崩しては、もち直し回復、穏やかに..を繰り返しました。

その度に近くでしなやかに強い「生命力」を目にしました。

  

      ご高齢ゆえ、いつでも気に掛けて下さいました皆様に、

   この場にて御礼申し上げます。

   

   

  

- 以下は、親愛なる c へ。 -

  

Photo_3

  

すごいなぁ、 c は。

何度、こんなことを思ったでしょう。

  

しかし..今回ばかりは『もぅそろそろゆっくりするね。』と思ったのね。

  

 

当初感じていた以上に一緒に過ごす時間を与えてくれたこと、

また犬のいる生活を味あわせてくれて、

大切な者を守る強い(かったかなぁ...)心を育ててくれて、

最期も一緒にいさせてくれて、本当にありがとう...。

  

Photo_6 

  

あんなに小さな身体だった c が、

いつの間にかとてもとても大きな存在になっていました。 

  

  

次の小さくて大きなハードルだった「お正月」を一緒に迎えることは叶わなかったけれど、

今ごろ何をしていますか?

ワケあってあなたの大好きなおばさんと離れて暮らすことになってしまって...

戸惑ったでしょうけれど、

kaltio.家も捨てたもんではなかったでしょ?

なんて穏やかなお顔で旅立っていったのでしょう。

とても寂しいけれど... c の幸せを引き続き想って願っています。

  

  

あなたを偲んでお花も戴きましたよ。

遠方からお電話下さって一緒に泣いてくれた方もいますよ。

   

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Photo Photo_3 

  

私たちって幸せね、 c 。

ヒトの世界では今年の一文字は「金」なんだって。

私はね、c にもやはり「金」をあげたいと思います...。

あなたの生涯、とても可愛らしく、とてもしなやかで、とても立派でした。 

  

  

(拍手、そして...合掌。)

  

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