・受賞のご報告
先に行われ、出品致しました Candle Craft Contest 2016 。
ご連絡を戴き、この度「スイム スイム」というろうそくに、
「キャンドルクラフト賞」を戴きました。
こちらのコンテストでは、
素材、技術、デザイン、安全性、コンセプト 等々...
あらゆる視点から総合的に判断され作品が選ばれます。
思うところがあって、手掛けて取り組むものがあり、
自身の中では、これまでよりone step高見を目指すような
取り組みをしたろうそくでしたので、
一つ、目に見えやすい結果として、‘受賞’が伴って、
純粋に嬉しく思っています。
ありがとうございました。
尚、こちらのろうそくは、
キャンドル・クラフト kaltio. の実店舗 koko kaltio.
と、
トモスB さん *8/11(木) - 16(火)夏季休業
(東京都中央区日本橋1-3-1 渡辺ビルBF
tel 03-3246-1630 )
にてお取り扱い中です。
ぜひ、実物の灯り具合...ご覧下さいませ。
・・・ ・・・ ・・・
結果報告の書類の一文に
『何気ないデザインでもキャンドルとして灯りをつけた時に、
心を動かす物があるかどうか。』
とあったのですが、
私が作っていて心がワクワク、キラキラとそよめき立つポイント...
『心を動かす物』という点。
・まっさらな中、イメージが湧いたとき。
・制作時 (ほぼ仕上げの段階になりますが、)に、
透け感だったり、それが灯りと心地よく呼応することが
確認できたとき。testして実感に変わったとき。
・制作したろうそくで、人を感動させよう..だなんて、
おこがましく大層なコトは考えておりませんし、
意図して容易くできることではないと思うのですが、
灯して過して下さった間に、結果として、
その方の心や記憶の片隅に心地のよい余韻を
感じて戴くことができるのだとしたら、
密やかだけれど、もの凄いことなのだと思うのです。
言葉で言い表すのは、
的確でない感覚もあって難しいのですが、
こんなことを感じられた時、
心がふるふるしている瞬間があって制作できている時には、
なんかしら、この『心を動かす』と感じて下さることに
近づけているのかもしれない...と少しだけ思ったりもするのです。
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(こぼれ話...)
このコンテストの丁寧な取り組みは、
会場でそれぞれのろうそくに火を灯して観て戴けるよう、
灯りのお世話をしながら対応下さることに始まり...なのですが、
来場のお客さまにアンケートお願いして下さるのです。
用紙とペンを手にゆっくりとご覧戴くのですが、
そちらでの生の声というものを作り手に届けて下さいます。
私のろうそくにも様々なお声を届けて戴きました。
穴が開くほどにご覧戴いた感や、
繊細な所に迄思い及ばせて下さった温かなお声を
ありがたく受けとめて、またこれからの励みとさせて戴きます。
ありがとうございました。
・・・白のろうそく...我が道を行き過ぎ(笑)て、
消火時、もしくは明るい時間帯には、
只の白い四角...ですからね(苦笑)。
なんとか伝わって...安堵。
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