・経つごとに...
(2011.3.11の夜...
地震の揺れと共に停電、翌未明まで事の詳細が分からず、
翌日からの展示会で静岡入りしていたMF洋裁部ご夫婦と共に
過す夜の場面/ ありったけのろうそくをかき集めて )
・・・ ・・・ ・・・ ・・・
今年も当日のことを思い出す。
作業中のことでした。
眩暈がしているのかと作業台に手をつき、
吊るしてあった道具が大きく揺れて、
地震だ! っと、慌てて火を止める。
次の瞬間には、老犬の元へ。
(彼女は大物で、すやすやとお昼寝中。)
掬いあげるように抱えて、そのまま建物から離れた外へ...
一個人ができることなんて、とても小さなことなのだけれど、
あたり前のように思ってしまっているこの日常も、
紙一重に成り立っているのだということを今一度。
感謝の気持ちを抱きながら生活していこうと思う。
| 固定リンク