・Denmark - 「日本の手仕事」
Japanese handcraft in Tversted

「工房からの風」、ヒナタノオトさんは、
私にとって...手掛けている‘ろうそく’を、
「工芸」というフィールドで大丈夫と、
(始めた当初は.. 今でもともすると工作のようにみられる
「candle」という分野... 残念。)
その土壌に種を蒔くことに背中を押してくれた..
そんな出会いでした。
ディレクター i さんが、渡航の回を積み重ねて築いてきた
デンマークの魅力溢れる色々。
そんな中での一つを共有させて頂き、
今回ニットデザインや高品質な毛糸が日本でも知られる
イサガーさんの工房、tversted という町を訪ねました。

ろうそくを手掛けるようになって、灯りを意識することが
life work となって、
そのろうそくの灯りのある暮らしが根付く北欧に、
いつか...と憧れること暫し。
(ワタクシのbland name である「kaltio.」は、フィンランド語から
選んだ言葉です。)
そんな想いの地へ、今年桜の咲く頃、
『ご一緒しませんか~。』と誘って下さったのもまた、
「工房からの風」、ヒナタノオトさんの i さんでした。
きっと豊かな時間を過す...。
灯りを大きな荷物に詰めてwakuwakuを抱いて旅に出ました。
・・・

展示会と、滞在でお世話になったのは、
ニットデザイナーで、ISAGER毛糸のマリアンネさんの工房。
トゥベステッドという海辺の町の廃校となった小学校を引き取って
イノベーションされたそこは、
工房はもちろん、gallery・shop・cafe・artist residence ...
山羊がいて、アルパカがいて、双子のアイドル猫ちゃんがいて...
広々とした幸福な素朴さで、清潔感のある...健やかでとても素敵な
空間でした。
夜中に見上げた星空には、生まれて初めてみる天の川。
ニ度見するほどに感動しました。

galleryの建物はシックな色合いですが、元キンダーガーデン。
こちらで、10人ほどの作り手の手仕事をご覧頂きました。
(一部ですが...)

松本さん(染織)

和泉さん(染織)

狩野さん(こぎん刺し)


勢司さん(竹)
Tversted Skole、マリアンネさんたちのお声掛けもあって、
とても々たくさんのデンマークの皆さんが足を運んで下さいました。

(opening ...)



鈴木(ろうそく)

灯した姿を観て下さって、美しいとお声を戴けたのも、
嬉しい瞬間でした。
・・・
北欧を訪れて、
家の窓辺やレストラン、
おじゃまさせて戴いたartistの工房やお宅、
灯り使いを実際に見て、
空気を感じて...
心ですーっと感じ取ったこと、
お仕事(制作するもの)の面で、やはり色々と
感じ取ったこと、確認できたこと...
すぐに、すぐ.. とはいきませんが、
これから灯りの手仕事を続けていきながら、
私なりに大切に... 手に成るものに潜ませ、
灯してもらえる時には、心地よさ(?)のような空気をも
纏わせた灯りが仕立て上がるといいなぁ... と感じています。
candle に関しては、サプライズなお誘いもあり嬉しい出会いも。
そちらは、また後日に...。